過去のツーリング 北海道 苫小牧への船旅

カジュアル・ルームで宿泊します。

 今回は大洗港より、サンフラワー(深夜便)で北海道バイク旅行に出かけました。サンフラワーは午前1時45分の定刻に出航しました。

 私たちバイク乗りは、バイクに乗ったまま船に乗り込みます。午後10時30分頃より乗船開始です。バイクは船底に近いところに積まれ、私たち人間は上の階で船旅を楽しみます。ただ、サンフラワーには夕方便と深夜便があり、夕方便はエレベーターがあり楽なのですが、私が利用した深夜便はエレベーターがなく、ひたすら階段を上るという苦行があります。

 写真は宿泊する「カジュアル・ルーム」の入り口扉です。赤いロープでふさがれているドアは乗組員用のスペースです。

 今晩の私の過ごすスペースは「ベッドルーム53~56」と表示されたドアの先にあります。

カジュアル・ルームの部屋の中の様子

 「カジュアル・ルーム」の部屋の中は、4人部屋となっています。カーテンがあるので最低限のプライバシーは保たれそうです。私のスペースは写真手前の左のベットです。

 ただ、貴重品などは案内所近くにあるロッカーに入れて管理することをお勧めします。ロッカー利用料は無料で、入れたお金は戻ってきます。

宿泊スペースの説明

 この写真は、私の向かいのベットです。頭の上には蛍光灯、近くに小物入れの小さな網棚。ベットの下には大きな引き出しが二つ、そしてベットの足もとには上には折りたためる大きな棚があります。普通の旅行者の収納スペースとしては十分ですね。たた、上にも記しましたが、カギはかかりませんので、貴重品はロッカーに預けることをお勧めします。

一眠りしてから、入浴することにしました。

 サンフラワー(深夜便)では、入浴は乗船から午前2時まで、午前8時から下船までとなっています。風呂に入りたい気持ちもありましたが、乗船直後はトラックドライバーの利用が多いとの情報を得ていたので、一眠りしてから入ることにして寝ることにしました。

 この部屋を利用しているのは今は私、一人ですが、あとで何人かやってくるのでしょう。

目覚めると私一人。

 目覚めると、部屋には私一人でした。しかし、ベットの上のシーツやまくらカバーが折りたたまれたままのため、どうやらこの部屋は私の貸し切りなのでしょう。ラッキー!

 とりあえず、午前8時から開いている浴場で体を洗ってすっきりしてきました。湯船のお湯は船が揺れるたびに波打っていて、不思議な感じで面白かったです。また浴場の窓から見える東北の太平洋岸が美しかったです。

「カジュアル・ルーム」の窓際スペースを独り占め

 苫小牧港に着くのは夕方の午後7時45分です。深夜便にはレストランはないので、持ち込んだもので朝食を済ませました。写真は「カジュアル・ルーム」にある窓とテーブルです。2人用のスペースですが、私一人で独り占めしているため、心おきなく利用できました。写真のようにお茶とお菓子を置きっぱなしができます。

窓から見える景色

 私のいる「カジュアル・ルーム」は船の右側のため、窓から見える景色は広大な太平洋がひたすらが続いています。

 時間も12時を過ぎ、お腹がすいてきたので、船内のある自販機コーナーで昼食を取ることにしました。

昼食は自動販売機の冷凍食品を電子レンジでチン。

 写真は昼食です。サンフラワー(深夜便)にはレストランがないので、自販機コーナーのあるスペースが食事場所です。写真の食品は、自販機で冷凍食品を購入しました。うーん。料理名は思い出せませんが、中央にはこんがり茶色に炒められたチャーハンとその周囲をトマトペースト仕立ての野菜と肉の煮込みが囲んでいます。冷凍食品でしたが、据え置かれている無料の電子レンジでチンすると結構おいしくいただけました。

昼食後にサンフラワーの甲板を散策の写真ギャラリー

大きな赤い煙突

 船の後方にある煙突です。大きいですね。

ヘリポートで船旅も安心

 船の甲板にあるヘリポートです。緊急事態にはヘリで対応できるのですね。これで船旅でも安心ですね。

救命ボート

 救命ボートです。いざとなったらこれに乗るのでしょうね。

「カジュアル・ルーム」の窓を外から見る。

 「カジュアル・ルーム」の窓を外の甲板から写してしみました。

扉の上下のノブ

 外の看板に通じる扉です。写真のように扉の上下にノブが付けられていました。やはり、そのノブが必要とされるような海の嵐があるのでしょうね。

命綱の非常用浮き輪

 非常用の浮き輪です。もし、今、船から落ちたら、どこにも上がれる岸は見えませんから、大切な命綱ですね。

「カジュアル・ルーム」の窓から見える黄昏る太平洋の風景写真ギャラリー

苫小牧港着1時間前、夕暮れを行くサンフラワーと海

 北海道の苫小牧港に午後7時45分に着きました。すぐに苫小牧港近くの宿に泊まりました。